脳の画像診断-頭痛の受診と診断

脳の画像診断

2013/12/08更新

 頭痛の診断では、脳の画像診断が行われることがあります。

 

CT(コンピュータ断層撮影)

 様々な角度から頭を輪切りにするように撮影した画像をコンピュータで解析して、頭の中の状態を調べる検査です。近年では血流も調べられるタイプの装置も出てきました。

 

MRI(核磁気共鳴画像法)

 時期を利用して頭の中の断層を撮影する検査です。CTよりも鮮明な画像を得られ、血流まで調べることができます。

 

 CTやMRIなどの検査は、慢性頭痛(一次性頭痛)か、くも膜下出血や脳腫瘍、硬膜下血腫などを原因とする命に関わる可能性のある頭痛かを判別するために行います。
 問診や身体検査などでこれらの頭痛の可能性がなくなれば、画像診断を行う必要はありませんが、酷い片頭痛や群発頭痛を持っている方は、少しでも疑わしい点があれば実施します。

 

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