頭痛の問診
2013/12/07更新
頭痛の問診について紹介します。問診は診断する上で最も重要な情報源になります。
医師に伝えるポイントは次のとおりです。あらかじめメモを作っておくとよいでしょう。
頭痛が起こるようになった時期
回答例「12歳のころから」「小学生のころから」など
頭痛の頻度
回答例「月に2~3回」「ほとんど毎日」など
どんな時に起きるか
回答例「寝過ぎた時」「生理前」など
1回の頭痛の持続時間
回答例「15分ほど」「1~3日間」「切れ目なく」など
痛む場所
回答例「こめかみ辺り」「頭全体」「眼の奥」など
どんなふうに痛むか
回答例「締め付けられるように痛む」「ズキンズキンと痛む」など
痛みの程度は(生活に支障はないか)
回答例「何とか仕事や家事はできる」「寝込んでしまう」など
頭痛の前兆はあったか
回答例「特に無い」「キラキラした光が見えた」「空腹感」など
頭痛以外の症状は
回答例「吐き気」「めまい」「涙が出る」など
頭痛の最中に体を動かすとどうなるか
回答例「症状がひどくなる」「いくぶん楽になる」など
家族に頭痛持ちはいるか
回答例「父が頭痛持ち」など
これまで医師にかかったことはあるか、どんな治療をうけたか
回答例「ここが初めて」「複数の病院で受診したが原因わからず、頓挫薬を処方された」など
現在服用している薬
回答例「市販の鎮痛剤」など
※頭痛以外の薬も伝えましょう。
問診できちんと答えられるようになるためにも、自分の頭痛のパターンを知っておくことが大切です。頭痛が起きた時、日付、痛みの程度、きっかけなどを記録しておくとよいでしょう。
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