三叉神経痛の症状として起こる頭痛

三叉神経痛

2013/11/22更新

 三叉神経痛は、顔面の知覚神経である三叉神経を原因とする神経痛です。
 三叉神経痛の誘因には、季節の変わり目や、口を開けたり、冷たい風邪にあたるなどの顔面への刺激があります。
 三叉神経は3つに枝分かれしています。

  • 第1枝…上まぶたから額、前頭部を走る神経
  • 第2枝…下まぶた、頬、鼻、上唇、上歯列を走る神経
  • 第3枝…下あご、下歯列、舌、外耳を走る神経

 

頭痛の起こり方

 顔面に突然顔面に鋭い痛みが走るのが特徴です。男性よりも女性に多く、通常は顔面の片側に起こり、痛む時間は数秒から数分です。特に第1枝に痛みが生じると、群発頭痛と間違えられることがあります。
 また、後頭神経痛と同様に帯状疱疹で起こることもあります。
 発見や治療が遅れると、症状が悪化することもあるので、すぐに専門医で診てもらいましょう。

 

三叉神経痛の症状として起こる頭痛関連ページ

側頭動脈炎の症状として起こる頭痛
側頭動脈炎の症状として起こる頭痛の特徴を紹介します。
後頭神経痛の症状として起こる頭痛
後頭神経痛の症状として起こる頭痛の特徴を紹介します。
副鼻腔炎の症状として起こる頭痛
副鼻腔炎の症状として起こる頭痛の特徴を紹介します。
緑内障の症状として起こる頭痛
緑内障の症状として起こる頭痛の特徴を紹介します。