群発頭痛の症状

群発頭痛の症状

2013/12/06更新

 群発頭痛は一定の期間、毎日のように激しい頭痛に襲われるものです。
 群発頭痛は比較的まれな頭痛ですが、症状はとても激しいものです。

 

痛み方

 群発頭痛では、いつも同じ側の目の奥が痛み、まるで目をえぐられるかのような激しい痛みが起こります。
 じっとしていられず、頭を抱えて転げまわるほどの痛みです。

 

頭痛以外の症状

 痛みがある側の目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの腫れなどがみられます。

 

頭痛の持続時間

 短くて15分、長くて3時間くらい続くこともあります。痛みが続いたあとはピタッと治まります。

 

起こりやすい時間帯

 ほぼ毎回きまった時間に起きます。深夜から早朝にかけて多くみられます。

 

頭痛の頻度

 1年のうち1~2ヶ月で、この間は毎日のように起こります。春先や秋口などの季節の変わり目に多く見られます。
 この群発頭痛が起きている期間を群発期といいます。

 

三叉神経痛と間違いやすい

 群発頭痛は三叉神経痛と間違えられることがあります。
 群発頭痛は10数分から3時間くらいでピタッと治まるのは対し、三叉神経痛では数十秒の痛みが断続的に繰り返されます。
 群発頭痛の最中は頭をかきむしるような行動をとりますが、三叉神経痛では顔を触ると激痛が走るのでそういう行動はとりません。
 また、三叉神経痛では群発頭痛のような鼻水や涙などの随伴症状はみられません。

 

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