予防薬による治療|群発頭痛の治療

予防薬による治療

2013/12/06更新

 群発頭痛の予防薬には次のようなものがあります。

 

種類 製剤名(製品名) 特徴
エルゴタミン製剤

エルゴタミン配合剤(カフェルゴット、クリアミンA・S)

内頚動脈の拡張を抑えるはたらきがある。
予防効果が高いが、服用後24時間以内はトリプタン製剤が使えません。

カルシウム拮抗薬

塩酸ベラパミル(ワソラン)

不整脈や高血圧の治療に使われる。
脳の血管の拡張を抑えて安定させる。

副腎皮質ステロイド

プレドニゾロン(プレドニン)

三叉神経の炎症を抑える。

 

群発頭痛の予防薬による治療の進め方

 頭痛の重症度や、前の年の頻度や程度、薬の効果などを考慮しながら、予防薬を選びます。
 通常、前年から換算して、発作が始まると思われる数日前から服用を始めます。
 明け方に発作が起こる人は、就寝前に飲むなど、発作が起きる時間帯に効き目が現れるように調整します。

 

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