緊張型頭痛の予防

緊張型頭痛の予防

2013/12/05更新

 緊張型頭痛は、本人の性格や生活習慣との関わりが深い頭痛です。
 緊張型頭痛を予防するためには、普段の生活から気をつけておきたいことがたくさんあります。

 

姿勢に気をつける

 姿勢が悪いと腰や肩などに負担がかかり、それが頭痛の原因になります。
 正しい姿勢は、肩幅に足を広げた時、軽く背を伸ばして立つと、体重がつま先に乗っている状態です。
 意識的につま先に体重を乗せるようにすると、正しい姿勢が取れるようになります。ときどき鏡で確認してみましょう。

 

同じ姿勢で長時間作業をしない

 デスクワークなどで同じ姿勢を長時間続けると、首や肩などの筋肉が凝り、緊張型頭痛を誘発します。30分~40分に1回は、首や肩を回したり、ストレッチしたりしましょう。
 また、デスクの高さが原因で、首や肩に負担がかかっていることもあります。椅子の高さを調整して、自分の体に合うようにしましょう。

 

気分転換できる方法を見つける

 ストレスを溜めないために、メリハリのある生活を心がけましょう。仕事はだらだらと続けずに、休日は趣味などを楽しみましょう。

 

適度に運動する

 運動すると筋肉を丈夫にし、肩や首の凝りを改善します。また、気分転換になるのでストレス解消にもなります。
 水泳は首や肩に負担をかけずに運動できます。週に1回でも30分~1時間ほど泳ぐといいでしょう。
 ウォーキングは血行を良くし筋肉を解す効果があります。気軽にできるので時間があるときに毎日でも実行しましょう。

 

少量のアルコールを飲む

 少量のアルコールは血行を促進し、緊張型頭痛を予防します。
 片頭痛持ちの人は飲み過ぎると、発作を招くことがあるので、注意しましょう。
 群発頭痛持ちの人はアルコールを飲むと発作を起こすので一切NGです。

 

ぬるめのお風呂に入る

 38~39度のぬるめのお風呂に入ると、副交感神経が優位になり、心身をリラックスさせます。また、入浴には疲労物質を取り除く効果もあります。

 

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