片頭痛(偏頭痛)の対処
2013/11/23更新
片頭痛が起こった時の対処法です。
1.できるだけ早く薬を飲む
片頭痛が始まったらできるだけ早く薬を飲みましょう。
頭痛の頻度が少ない人は市販薬でも構いませんが、その場合は早めに服用しましょう。痛みが本格化してからでは効果は期待できません。
2.横になって休む
片頭痛は動くと悪化します。騒音や眩しい光によっても悪化します。暗くて静かな部屋で横になりましょう。吐き気を伴うことが多い人は、洗面器などを置いて嘔吐に備えておきましょう。
3.痛む場所を冷やす
片頭痛の最中に、痛む場所をアイスパックや氷などで冷やすと、血管が収縮し、痛みが楽になることがあります。
しかし、すぐに外してしまうと、その反動で再び血管が拡張してしまうことがあるので、様子をみながらしばらく続けるとよいでしょう。
4.カフェイン入りの飲料を飲む
コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには、血管を収縮させる作用があります。軽い片頭痛の場合、痛みだしてからすぐに飲めば有効なこともあります。
ただし、カフェインの取り過ぎは依存症を招くことがあります。カフェインが切れた時に頭痛を起こしやすくなるので、取り過ぎは禁物です。
【間違った対処】
×運動 ×入浴 ×飲酒
これらは血管を広げる作用があり、片頭痛が悪化する恐れがあります。
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